
今回は「お勉強中」さんから前回記事のコメントにて頂いたご質問。
『狭いところでのヌード撮影はどう撮る?』への返答です。
【頂いたご質問】
写真とてもいいですね
ちゃんと隠してもエロセクシーで
モデルさんもスタイルが抜群で
地方住まいなので個人撮影自体があまりなく、アパートの1室をスタジオとして使っているところなので、狭く、またライティングも手持ちのクリップオンと定常光のソフトボックスしかありません。
バウンスとソフトボックスで狭いところでの撮影で、モデルに近づきすぎてはダメとなるといい撮影が思いつきません
カメラさんならどのようにされますか?
お勉強中 さん、ご質問ありがとうございます。
私は東京23区住みなのに、個人撮影は地方に伺うことのほうが多い気がします。
いや、最近はお仕事も遠方が多いような・・・(あれ、都内に住んでいる意味無いかも??)
ところで、「モデルに近づきすぎてはダメ」なのは何故でしょうか。私の場合、いつも「手の届く距離」での撮影がモットーというか実際に手を届かせて撮っているというか・・・あ、そうかダメですね(今更)
限られたスぺースでのバウンス撮影は、全体的に光をまわしたい場合を除くとちょっと使い辛いかもですね。
意図した方向以外からの反射があると思いどうりに光を操れませんから、バウンスは広い空間の方がオススメ。特にモデルさんの頭上の空間が重要となってきます。
では狭い空間でバウンス撮影は出来ないか? もちろんそんなことはありません。バウンスの特色をちゃんと把握すれば少ない光量でも十分な効果を得ることが出来ます。
まぁ、ソレは話すとすごーーーーく長くなってしまいそうなので・・・今回は『バウンスとソフトボックス』を使って 狭い空間での『モデルさんの撮り方』に限定してお話させていただくと。
○ モデルさんとの距離を部屋半分以上離れて、ズームレンズを使用し全身の1/3~1/2くらいをメインに撮る。
狭い空間で無理に全身を撮ろうとすると必然的に広角レンズを使用することとなりますが、近い距離からの広角は身体をゆがめてしまいます。効果的に使用したい場合を除き、避けるべきでしょう。 また、背景に部屋の四隅も写り込むため余計に「狭さ」が強調されます。
ならば無理に全身を狙ったりせず、ポイントを絞って撮る方が効果的。表情や一部位をクローズアップした写真も良いですよ。
ズームレンズを使用するのは撮影者と被写体の動ける範囲が限られているからです。
○ 小物やピンポイントのドレスアップに拘ってみる。
広い空間が演出できないなら、その分狭い部位に拘ってみましょう。
例えばメイク。アクセサリー。ボディペイント、タトゥー(シール)、ネイル、下着、他。 近い距離だからこそ小さなアイテムに注目し、工夫する事が出来ます。(空間全てを作り上げるよりリーズナブル、ですしね!)
○ 寝ポーズを多用しよう。
私の写真でかなりの比重を占める『ベッドに寝転がったシチュエーション』。撮影時に脚立等を使用することは殆どありません。
つまり“あえて非常に狭いスペース”で撮っているわけですが・・・この状態でこそ撮影できる写真は数知れず。特にヌード撮影であれば、もう全部これでもいいくらいです(撮りすぎ)
希望どうりに光を操る という面で言えば撮影場所は広い方が何かと便利。 人物の全身を写したい時や背景も含めて演出したい時なども同様です。(広ければ自分好みの空間を作ることも可能ですから)
でも、『写真』って『写真に写っていない空間』は見えません。狭かろうと広かろうと、ファインダーの外は無いのと一緒。
「狭さ」を感じる部分は構図から外してしまいましょう。そして写っている部分をより魅力的に見せることを意識してみてください。
参考になれば幸いです。
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ここ最近はひきこもりを脱却し、毎日のようにイベントや撮影に参加していたおかげで・・・・
『急ぎの現像作業』がシャレにならないくらい溜まりまくっているカメラさんですこんばんは。
とりあえず、今日から3日間。1日空けて5日間は自室に篭って作業しなくちゃになりました。あー・・・
現在モデル募集に多くのお問い合わせを頂いております。
私の撮影は (NUDITYを観ていただけるとお解かりだと思いますが) 露出やシチュエーションがかなり過激でして。
「ポートレートモデルしています」という方には倦厭されがちな内容だと思うので、こちらから「モデルしてください」とお願いすることはほとんどありません。(あっても1~2年に1回くらいか)
それでも定期的に問い合わせいただくことが出来ている現状は とても幸せなことと思う一方で、全てのご希望にお答えできるだけのキャパや時間が無いのも実際のところでして・・・
一部の方にはお断りさせていただいたり、撮影をお待たせする事も多くなっております。
何かと至らぬ点も多いことと思いますが、今後とも『ヌード撮影ノススメ』『NUDITY』をよろしくお願い致します。
さて。
今回頂いたご質問。『ヌード撮影の参考になる写真や資料はどんなものがありますか?』への返答です。
【頂いたご質問】
カメラさん、はじめまして。 ヌード撮影暦1年の"新参者"といいます。
本当なら毎日でもヌードを撮って早く上達したいのですが、撮影は多くても1~2ヶ月に一回出来るかどうか。
ストレスと欲求がたまり困っています。
(略)
カメラさんが以前「撮影の無い時はその時にしか出来ないことを」とアドバイスされていましたので、カメラ雑誌や写真集を見て勉強していますがどれもしっくり来ません。
もし、オススメの資料や写真集があれば教えてください。よろしくお願い致します。
新参者 さん、ご質問ありがとうございます。
実を言いますと、私は(恐らく他のカメラマンさんより)資料的なものを見ることが少ない方でして・・・
どちらかといえば海外の有料ポルノサイトや、イラストを好んで見ています。
もちろん、それらには「絞りがいくつで」とか「構図はこうで」とかって説明はありません。人種・次元から違うため模倣できる要素も少ないのかもしれませんが
欲しいのは 参考になる知識では無く、「撮りたい」と思うインスピレーションなのかもしれませんね。
映画や小説、音楽から影響を受けることもあるくらい。
そうそう、1日で沢山のポーズを必要とする撮影の場合は、開始前にコンビニでグラビアの載っている雑誌を一気に見たりもしていますね。これも同じポーズをするのではなく (というか出来ない) 雰囲気といいますか、頭の中をグラビアの世界観でいっぱいにするためだったりします。
・・・と。それだけでは何ですので・・・。
昨年から今年にかけて 参考(?)のため、個人的に購入した書籍を何冊か紹介して終わりたいと思います。
ご質問の返答に事足りましたら幸いです。

『最上もが』 ヤングジャンプの巻頭グラビア数年間分を1冊にまとめた写真集です。
可愛い系で、スタジオ撮影やコスプレ撮影をされる方にはとても参考になるかと。
上で書きました「コンビニで見るグラビアの載っている雑誌」でもヤンジャンはいつも必ずチェックする雑誌でした。

AKB関連の女の子を見るのは個人的にちょっと思う所もありますが・・・それはさておき。
『指原莉乃』の新しい写真集です。色々と撮影制限のある中で撮られた、アイデア満載の面白い一冊でした。
(ラスベガス+国内の長期ロケだったことを思うと、もう少し掲載ボリュームが欲しかった感。それは恐らく写真家・モデルのせいではなく・・・いや、言うまい。)

藤代冥砂 SKETCHES OF TOKYO
『藤代冥砂』の新刊。(こちらはモデルさんではなく写真家さんの名前です)
撮影場所は全て東京の高層ホテルの一室とのことで、私も見覚えのある場所ばかり(笑
だからではありませんが、一番私の撮りたいものに「近い」写真が多かったように思います。全編モノクロでアダルト寄りの「ヌード撮影」。 今のご時勢、こういった写真集が出たことはちょっと意外でした。

私のTwitterをフォローいただいている方はご存知ですね。カメラ雑誌は全く購入しない私ですが、これらエロ漫画雑誌は欠かさず購入しております。
「写真に関係あるか?」と聞かれたら・・・・微妙・・・・いやいや。 基本読みきりで毎回多様な作家による作品が掲載されるエロ漫画は「グッと来るシチュエーション」の宝庫。具体例こそ無くとも必ずプラス効果を得られている・・・・・・・はず、です。
(なのでシチュエーション構成力と画力のある作家さんが好きです)
ではまた!



「本日はひさびさのぉ~、ご質問に返答ですよっ、プロデューサーさんっ!」(CV.中村繪里子)
管理人さん初めまして!
ヌード撮影を勉強したいと思って記事を必死に片隅まで読んでみた素人映像(編集)プロデューサーです。
いつも撮ってきてもらったものを編集するだけの人なんですが
実は今度お友達になってくれた超SSS級の美女がヌード撮影(××込)
に応じてくれることになりまして、仕事根性を込めて全勢力を注ぎ込みたい次第です!!
ひとつ質問がありまして、画素数が高いということは引きで撮影しても
肌のリアルな質感が拡大しても見えるということなんでしょうか?!
例えば5000万画素する5DsRで90cmくらいの距離からM字で撮った場合、レンズにもよりますが、画素がいいぶんだけ"○○こ"のリアリティが拡大しても大丈夫!ってことなんでしょうか?!
一生に一度の一回しかないチャンスなので是非教えてくださると嬉しいです!
「ご質問ありがとうございます、プロデューサーさん。カメラさんです!もう覚えてもらえました?」(CV.へごちん)
文面を拝見して。とりあえず私が訴えたい言葉としては
うらやましぃぃぃぃぃぃぃーーーーーーーー!!!!
以外にございません!!
なんなんですかーっ、『超SSS級の美女がヌード撮影(××込)』って! 込みって!! どこに"込"んじゃってるんですっっ!?! ?
これ本当に撮影なのでしょうかーっ? ためしに 当日 「あ、カメラ忘れた」 って言ってみてくださいよ!
「そうなの?じゃあ撮影時間分も楽しんじゃお♪」 ってな展開になるヤツなんじゃないですかーーっ??????
なってしまえばいいとおもうよ!!
はい。
ひさびさにこの展開で少し調子に乗ってしまいましたすみません。
映像編集されている方が『超SSS級』と太鼓判を押すほどのモデルさん。いったいどれほどステキな女性なのでしょう?
前のめり&前かがみになりつつ待機していますので、是非とも撮影の暁にはその成果を拝見させていただきたく思います。
そうそう、ご質問の返答がまだでした。『肌のリアルな質感や拡大に対する、高画素の優位性はあるか?』ですね。
おそらく、一般的な高画素のメリット・デメリットはすでにご存知だと思いますので その上でお応えさせていただくと
『最終出力サイズにもよりますが、昨今のデジタルカメラであればさほど優位性は無い』 です。
確かに、高画素機で撮影された写真は細部にいたるまでしっかり描写されています。一部を切り取っても十分以上なサイズが確保できますし、何よりその時代・技術の最上位設定で記録を残したいと思うのは当然です。(特に一生に一度の超SSS級美女ヌードであればなおさら・・・←しつこい)
ですが、例えばビルの屋上から市街地を撮影するとか 木々の茂る美しい山間を撮影する といった用途ではなく
離れてもせいぜい10数メートル。場合によっては1メートル以内で撮影する人物・ヌード撮影においては、そこまで大きな違いは無いように思います。
むしろ、高画素データによる微ブレ・ピンズレ・ノイズといったデメリットで せっかくの質感を損なってしまう事も考えられます。
あ、もちろん 高画素=ダメ ということではありませんよ、念のため。
大きなサイズで出力したい場合等も含め、画素が大きい事自体は良い事ですから。
ただ ヌード撮影でリアルさ、質感を求めるのであれば 画素数の差よりも、レンズ、撮影設定、光といった要素の方が ずっと重要 です。
(ヌードではあえて質感のリアルさを抑えた撮り方などもしますからね)
個人的オススメは、やっぱり良いレンズを使われることでしょうか。
良い=プロデューサーさんが撮りたい写真に適している、という意味で。
そして、もし可能であれば「一生に一度・一回」といわず、(例え違うモデルさんでも) ヌード撮影を続けてもらえたらと思います。
「少しでも君が夢中になれる何かを探しているのなら、一度踏み込んでみませんか。
そこにはきっと、今までと別の世界が広がっています。」 (by.武内P)
参考になれば幸いです。
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