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現像日誌

 



現像日誌


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キヤノンのRAW現像ソフト「Digital Photo Professional」(以下DPP)がこれまでにない大幅なバージョンアップをしました。
レシピや対応機種が完全に違っていますから、バージョンアップというよりリニューアルと言った方が良いレベルです。

DPPはCanonのRAW撮影可能なカメラに標準で付属してくるメーカー純正ソフト。高額な他社有料ソフトに比べると調整幅が広すぎたりもしますが 付属メーカーソフトとしては非常に高性能・高画質で 純正ならではの色の再現性は他を圧倒しています。
ネット上では色々な意見を目にする事もありますが、少なくとも私がこれまで受賞・入選してきたフォトコンテスト応募作品も、プロになる際に持参した作例も、全国区の合同写真展に選ばれた作品も、そのなかで評価を頂いた物も、フリーランスになって各クライアントさんに持ち込んだポートフォリオも、ほぼ全てがこのDPP現像→PhotoShopで調整 といった過程を経た作品でした。
あ、このBLOGの写真もほとんどがその過程を経ていますね。今でこそ色々なメーカーのカメラを使用する機会も増えましたので社外の汎用ソフトも同時使用しています。 けれどもしDPPがそれらにも使えたとしたら。きっとDPPのみで作業しているんじゃないかと思います。

さて。 (前置きが長くなりましたが)そのDPPの大幅バージョンアップ。期待半分、せっかくの良さが変わってしまったんじゃないかという不安半分で早速使用してみました。感想は・・・

まだ一部に動作バグがあったり、デザインが先代からそのまま引き継いでアンバランスになっている部分があったりもしますが、調整幅の充実や細部の機能強化、現像レシピの向上(前Verからのパラメーターの引き継ぎは不可)、使い勝手の不満点解消など これまでDPPを使ってきたユーザーであれば、かなり「使える」事が解るんじゃないかと思います。

特にハイライト側の再現性がかなり上がっているのを感じましたね。3/10更新の「修練日誌」写真や1/19更新の「通院日誌」写真のようにハイライトが飛び気味の物でもしっかり再現されています。(これまでもデータ上はちゃんと残っていたものの、明るさの設定値によっては消えて見えてしまいがちでした)。
元々高評価だった色の深みも損なわれる事なく進化していました。若干、赤が押さえられた感じも・・・。個人的には、使用している他社現像ソフトのCapturOneっぽい要素がレシピとして含まれているように感じました

一方で、前Verまでは比較的簡単に誰でも扱えた操作パネルがより高性能化したことで、きちんと使いこなすにはそれなりの知識と感覚が必要になった面もあり。特に今回の目玉機能の9色独自調整ゲージを自身の思いどうりに扱うのは大変でしょう。

また、対応カメラ、OSの少なさ(64bitのみ)といった、純正ソフトとしては『?』と思う部分もあります。恐らく今回のアップデートは有料版か新体勢への布石のような物なのではないかと。今後の傾向はちょっと解りませんが、とりあえず新しいDPPは(その環境にあるユーザーは)メインとして使うに値するソフトに仕上がっていました。 

ちなみに、このDPP。入手するにはメーカーHPのダウンロードページでカメラのシリアルナンバーを入力する必要があります。ダウンロードは所有者に限定しているという事ですね。これに対して「ケチくさい」なんて言ってる人もいるようですが、
DPP等のソフトに限らず製品に付属されている物は包装紙やテープ、関わるサービスに至るまで全て「商品」であり、誰かしらの手によって創り出された「製品」です。決して道端に落ちていたわけでも天から降って湧いたわけでもありません。コストと技術が含まれています。
それを履き違えて「無料(タダ)なんだから」みたいに思っている人が少なからず存在する事は・・・「創り手」側の人間として非常に残念な気持ちです。考えを改めて頂きたいですね、ホントに。




今回の写真。ライティングはボックスライトを使用。2つ前の「御無沙汰日誌」の写真の縦Verといった感じです。
ただ、ライトの種類や位置はほぼ同じですが調整する部分は大きく異なります。
「御無沙汰日誌」の写真はライト光量と位置・角度を調整してカメラはそのまま。今回はカメラとレンズの設定を調整してライトは最初の設定から触っていません。それぞれ「どちらをどう動かせば、結果がどう変わるか」を予め覚えておく事で、異なる雰囲気を短時間で表現する事が出来ます

・・・ただ、そう沢山覚えるのも大変なので・・・エラソーな事言ってますが私も多くて5パターンくらいしか覚えてないんですけどね(汗

現像は上記した新しいDPPで。一応PhotoShopに送っていますが、ほぼ現像時のままです。普段の私ならモノクロを使用してもう少し色を落とすか、赤と青の色調を調整している所ですがあえてそのままに。柔らかな人肌の感触とブラジャーの無機質な質感とが出ていると思うのですが、いかがでしょう?
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Comments

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DPP^^ 
 僕もDPP使っています^^;
新しいバージョンが出たのですね、早速試してみようかな~
とは思うものの、5D MARKⅡは対象外でした^^;

 今回の画も綺麗ですね~
普段なら赤と青の色を調整してるとの事ですが
『なるほどそうなんだ』と、本職さんの言葉に
感動です^0^/
 
おぉ~♪
ボディパーツの素敵な切り取り方ですね♪
( ̄▽ ̄+)♪キラキラ

DPPを扱っているときは、今ひとつピンときませんでしたが、
他メーカーに替わって、ありがたみを感じている今日この頃です(^^;;
やっぱりメーカー純正で現像まで含めたケアしてくれるソフトは、
ありがたいですよね~♪
Re: (^_^;)うぬぬぬぬ・・・・・・・・ 
管理人のみ閲覧 さん

コメントありがとうございます。
「現像」とは、フィルムをネガの状態にする事で、紙の「写真」にする1つ前段階の フィルムを露光する作業を指します。が、プリントまでの作業工程をひとくくりにして「現像する」と言う事が多いです。
デジタルではフィルムを使用しないため「現像」は行われません。でもデジタルカメラは銀塩の言葉を流用して使用しているため、例えばデータをPCに移して納品規定に合わせ編集したり、ROMやプリントにする事を現像と呼称する事もありますし、限定データのRAWを一般的なJPEGやTiffにする事を「RAW現像」と言ったりもします。

「RAWファイルとの上手な付き合い方」 面白いテーマですね! 是非なにかの時に書かせて頂ければと思います!
Re: DPP^^ 
☆Lupin☆ さん

コメントありがとうございます。
そうなんです。あたらしいDPP、5Dmark2は未対応なんですよね・・・試しに開いてみましたが、サムネイル用の画像こそ表示されるも元データはダメでした。
きっと、今回のアップデートは何かしら大きな動きの前触れのような気がします。

しばらく低迷していた静止画カメラの技術革新が なにやら囁かれていますからね、要チェックです!!
Re: タイトルなし 
昆布ちゃん さん

コメントありがとうございます。
おっぱいに引き寄せられ、欲望のままシャッターを切った結果にございます。。。

RAWはメーカー独自の現像レシピが施されていない状態ですからね。
本来であればどのメーカーも、JPEGで撮った時の色やオリジナル効果を再現するために メーカー純正ソフトを作っておくべきなのですが そうでないメーカーも多くあるのが事実。

まだまだRAWデータに関しては技術者と経営陣との間に認識の溝がある様に思います


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Author:カメラさん

大阪生まれ。
2000年より写真活動を開始する。撮影対象は主に人物。
IT広告代理店にて撮影部門代表、デジタルフォトスタジオにてチーフ所属。以降は広告、記念写真、美容系、アーティスト、ファッションをはじめ、様々な撮影を担当。
2010年に上京。自身の寫眞事務所を設立。
現在は一般撮影業務に加え、オリジナルのグラビア/AV制作にも力を注いでいる。
(カメラさん=現場で呼ばれ続けているうちに定着した愛称)

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