再現日誌-ヌード撮影ノススメ 再現日誌 - ヌード撮影ノススメ

再現日誌

 



再現日誌


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先日、某高級ホテルで行われたパーティー会場の撮影で。きらびやかに着飾った参加客の中、会場扉前にある大きな鏡に写った己の姿を見てつくづく実感した事は。
カメラを持っていないと私は何の価値もないただの「おっさん」だなー・・・と言う事だった。地位的にも能力的にも見た目的にも。
そう思うと、名づけの由来こそ違えど「カメラさん」というこの呼び名は実にマトを得ていたのではないだろうか。

この事を実感したのは過去にも何度かあったけれど、以前は
「そうか、私には何も無いんだなぁ・・・」と落ち込んでいたのが ここ最近は
「やっベー危なかったーでもカメラあってよかったぁーラッキー!!」って思うようになったのが違いと言えば違い。
私にとってカメラはいつの間にか「何の取り柄も無い僕にただ一つ少しだけど出来る事」から「これさえあればたいていの現場は乗り切る事が出来る魔法のアイテム」に切り替わっていた模様。もし私が小説家だったなら常にペンと原稿用紙を持ち歩いていただろう。もし私がドラマーだったならドラムセットを行く先々に郵送しスタンバっていた事だろう。
カメラマンで助かった(笑



カメラがデジタル化した事で、以前とは比べ物にならないほど表現の幅が広がりました。フィルム時代の特性を知る人には消極的な意見も多かったようですが、そういう人に限ってスマートフォンのカメラアプリやSNSを愛用している所を見ると「私は認めない」ではなく「私には上手く使えない」だったのかなぁ、なんて邪推してしまう事も。
もちろんフィルムの特性やデジタルには無い質感などは私もよく知る所なのですが、否定派の人の発言にはそういった事を理解しているのではなく、ただ新しい事に対しての反発心だけしか見られないようなものも多かったので。
(現に、以前は非常にアナログな手法で作品を作成されていた写真家さんがデジタルに移行した際、当初は独特な雰囲気がそがれてしまった感の作品が多かったのに わずか数ヵ月で以前の雰囲気を。さらに数ヵ月でより進化した作品を発表していた例を見てしまいましたから・・・)

ただ、便利な表現が可能になった一方で 製品ごとに変わる表現特性に振り回されたり、過去の質感を出そうとすると(できる事が多すぎて)一体どこから手を付けて良いのか解らない、といった迷子になる事もあります。
そういった時の対策としてあると便利なのが「現像ソフト」や「レタッチソフト」です。

カメラごとの特性に関しては、私の場合RAW撮影し、純正ソフトで「ニュートラル」再現してから追い込む方法を取っています。これはどのカメラでも同一ですが、フジやパナソニックといったオリジナル現像ソフトを持たないメーカーさんの場合は出来ない手法なので早いとこなんとかしてほしいです。

そんな場合に私が使用しているのが「社外RAW現像ソフト」の「Captur One」。ただ社外品を使う場合はオリジナルとは現像レシピが大きく異なるため、通常適応のほか、Captur One特有の機能であえて別のレシピを当てたりもしています。
例えば、CANON EOS-5Dmark3で撮影した写真をOLYMPUS O-MD E-M1のレシピで現像したり、Panasonic GX7で撮影した写真をLEICA Mのレシピで現像して両社の色表現の差を楽しんだり、ですね。

過去の質感に関しては、フィルムの質感を出したい時に便利なのが「DxO FilmPack」。これは先に上げたCaptur One同様の社外RAW現像ソフト「DxO Optics Pro」のプラグインですが、面白い事に「Photo ShopCS6/Element 10/LE4」以降の外部モジュールとしても使えたりします。
「DxO FilmPack」では複数のカラーポジやネガフィルム、モノクロフィルムの効果を当てたり、個々のノイズ感を再現出来たりするのが楽しいですね。
どちらも一発でバシッッと希望どうりになる事もあればなかなか上手くいかない事も有りますが それぞれの特性を理解出来るようになると難しいレタッチが一瞬で可能になる便利機能なので覚えておいて損は無いかと思いますよ。


今回の写真は『CANON EOS-5D mark3』で撮影した物を、『Captur One』のICCプロファイル「Phace 25+」で現像し「PhotoShopCS6』で仕上げました。それに作例に使用するため余剰効果として『DxO FilmPack』で「Fuzi Provia 400X」のレンタリング、「粒状感」を規定数値の半分で当て、「水彩画テクスチャ」を加えています。


撮影技術にしろ編集技術にしろ。 使う・使わない は個々の考えや作品コンセプトによって様々で良いですが、「出来る事の引き出し」は一つでも多いに越した事はありません。私も常に新しい技術を1つでも多く学び、それらを自在に扱えるようになりたいですね(それにはお金もかかるんですけどね・・・)
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Comments

今日も美しい~~~ 
↑ ↑ べつにカメラさんの事ではありません。
写真ですよ~~~(*^_^*)

さまざまな表現で女性を美しく撮られていて、脱帽です。(*^_^*)
レタッチはなかなか時間取れなくて勉強出来ませぬ・・・・・・。
管理人のみ閲覧できます 
このコメントは管理人のみ閲覧できます
凄いな~ 
 凄いな~プロは・・・と読ませてもらいました^0^

僕はフィルム時代の頃はカメラに全く興味もなく

仕事で撮影する 『記録写真』 だけがカメラに触れる

のみでした。

 確かに時代が変わって色々と表現方法も幅が出たり

変化してきたのでしょうね。
 
おぉ~♪
カラーとモノクロの中間色のような・・・
明るい雰囲気の中にも重厚感があって・・・
素敵な仕上がりですね♪
( ̄▽ ̄+)♪キラキラ


仕事道具を持つと「おっさん度」が2割増する、ガテン系の昆布でした~♪

Re: 今日も美しい~~~ 
A さん

私の事では無かったか・・・orz

レタッチは、「さぁ今から勉強するぞ!」ってのではなく、他者の写真を再現してみたい時や、思いどおりに行かなかった時等に「どうすればいいんだろう」と試行錯誤するのが上達の秘訣かもしれませんよ。

Re: 事後報告・・・・・m(__)m 
管理人のみ閲覧さん

紹介いただきありがとうございます! どちらも問題はありませんが、内一方はかなり薄く明るい写真なので見る環境によっては綺麗に見れない可能性もありますが・・・だ、大丈夫でしょうかね??
Re: 凄いな~ 
☆Lupin☆ さん

私もフィルム時代はほとんど経験していません。せいぜい1~2年くらいでしょうか。一通りの工程は経験させてもらいましたが、本格的に自分で撮り始めたのはデジタルになってからです。
あ、今はもう無くなってしまいましたが、大阪にあったフジフィルム現像本社でも少しだけお仕事していました。
Re: タイトルなし 
昆布ちゃん さん

文中にも書きましたが、「Phace 25+」で現像すると色調抑え気味の綺麗な白が表現できるのです。元々窓から入った自然光のみでの撮影でしたのでナチュラルな雰囲気で視野がそれが寄り強調された感じですね。

ガテン系良いじゃないですか!! 昼間のパパはちょっと違うぞ!



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Author:カメラさん

大阪生まれ。
2000年より写真活動を開始する。撮影対象は主に人物。
IT広告代理店にて撮影部門代表、デジタルフォトスタジオにてチーフ所属。以降は広告、記念写真、美容系、アーティスト、ファッションをはじめ、様々な撮影を担当。
2010年に上京。自身の寫眞事務所を設立。
現在は一般撮影業務に加え、オリジナルのグラビア/AV制作にも力を注いでいる。
(カメラさん=現場で呼ばれ続けているうちに定着した愛称)

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