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困惑日誌

 



困惑日誌

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スマホが普及し始めて少しした頃。
恵比寿のパン屋さんで当時まだ珍しかった7インチタブレットを操作しながら食事を取っていた所、後ろを通りかかった同年代くらいの女性に声をかけられた。
「それはどこのタブレットですか?」「いいサイズですよね」「私も今、欲しいなーって思ってるんですけどどれがいいか悩んでいて・・・」
興味津々で話しかけてくる彼女に、私は「はい・・・」「えっと、そうですね・・・」と 通り一辺倒な気のない返事しか出来なかった。
そんな私の態度を察したのか、彼女は早々に話を切り上げて「じゃあ、失礼しました」と会釈をし、立ち去ってしまった。
食事中にいきなり話仕掛けられて迷惑した    なんてことは無い。なんだか焦ってしまいどう会話したらいいのか解らなくなってしまったのだ。


先日、盆帰省帰りの新幹線で。
車掌さんが切符の確認に来た。その車両の一番前に座っていた私は慌てて足元に置いていた鞄を探るが切符が見つからない。アレ??と思ってさらに鞄を探ろうとしたら、中に入っていた350mlのペットボトルがこぼれ落ちた。
それを見ていた隣の20代くらいの女性が前かがみになり手を伸ばし拾って・・・くれようとした拍子に後ろの席にはじいてしまい、二人して「ああっ!」と声を上げ前屈姿勢に。
状況が解らない車掌さんは「え、え、どうしました、大丈夫ですかっ!!」と焦るし、私たちはその声と転がったペットボトルと自分達の体制とがツボってしまい 2人でしばし笑いをこらえるのに必死だった。
そのアクシデントを切っ掛けに私たちは仲良く   なることもなく、その後は彼女は睡眠をとり私は本を読んだり仕事の電話で席を立ったり。
結局、彼女は品川で一足先に下車。正直私も一緒に下りたくなってしまったほど 超絶好みなお嬢さん だったのだが・・・何のリアクションを起こすでもなくそのまま見送ってしまった。


一昨日、仕事帰り。
都内には珍しく広い駐車場があり、大きく新鮮なネタを出してくれるが 週末は家族連れが大勢押し掛けかなり待たされる&一人では入りにくいのでなかなか足を運べない回転寿司屋に立ち寄った。
平日の、夕食にはまだ早い時間だったがそれなりに混んでいる店内で 私と同じく一人で来店しているおじさんの隣に案内されたのだが 
そのおじさん、私の前にある湯呑を取る時に手で会釈したり、ネタを頼む時の声のかけ方が丁寧だったりと なんていうか、実に親近感のわく人だった。いわゆる同種の人間という奴で、この人、話が合いそうだなーとなんとなく感じる そんな相手だ。
おじさんの方もそれを感じたのか、しばらくして遠慮がちに話しかけて来た。会話の内容はどのネタが美味しかったとか、今日はあれが売り切れだったとかいう簡単なモノだったが 何かにつけ笑顔で話しかけてくれた。
コレを切っ掛けに意気投合し、楽しい夕食を    とはいかず。そこから話をふくらませる事も無く、私からは一度も話を振らず・・・食べたいモノをさっさと注文し、先に席を立ってしまった。


人生には思わぬ所に出会いが溢れている。ただ、それを「出会い」ではなく「すれ違っただけ」にしか出来ない人間もいるのですよ。ちょうど私のような人間。「人、それをコミュ症という。お前たちに名のる名などない!」(名乗れない)



なんて話をしたら、「そんなコミュ症でよく女を撮るなんて仕事が出来てるよな」とか言われますが
元々写真を始めた理由の一つに人見知りを治したい と言うのもあったのです。
おかげで撮影中はそれがどんな美人でも、年が離れていても、相手が不機嫌MAXで来たとしてもそれなりに接し、撮影を進める事が出来るようになりました。が それはあくまで「仕事中」だからなんですよね。私生活での性格が変わるワケでは無いのです。何とも不器用な話。



対人の会話と言えばもう一つ。
プライベート/業務問わず、企画に合わせてモデルさんを募集したりするのですが、応募くださった方を「落選」するのがどうにも心苦しい。
選別基準は企画内容に合う・合わないなので、必ずしも顔やスタイルの善し悪しだけで合否は決まらないのだけれど、落選を伝える時に「私なんかが彼女の容姿がどうこうって理由で落選とか・・・なんておこがましいんだ」「せっかく応募してくれたのにガッカリさせてしまうな・・・申し訳ないな・・・泣きそうだ(自分が)」とか思ってしまう。

私がそういうと 同じ選別する側からは
「企画のモデルを探してるんだから当然」
「趣味でやってんじゃないんだから」
と返される。それは確かにそうだし間違ってはいないと思うが、彼らの言葉尻にある
「選ぶ側の上から目線」「使ってやる」「こっちも金かけてやってるんだからさー(ニヤニヤ」感が癪に触り、賛同出来ないのです。


そんな中、全く別業種の女性から


「まー、でも 現代の日本では恋愛も流行も家庭内のお金のやり取りも 最終選択権は全部 女 が握ってるんだから 仕事上の選択権くらいは男が押し通してもいいんじゃない?」 

と言われたのが・・・妙にしっくり来た。

「特にカメラさんの場合は女撮る商売だから素材に拘るのは悪い事じゃ無いよね?感謝の気持ち無くしたらし終わりだけど」 とも。


いやー、ホント女性って凄い。勉強になります。
(ひょっとしたら私は女性の写真が好きなんじゃ無く、女性が好きなのかも。って言うか好き。)



今回の写真は私が最も多用する、最もオーソドックスな撮り方の一つ。1方向からのボックスライト+補助光のクリップオンです。ベッドシーツが白だと巨大レフ代わりになってくれます。なかなか効果がありますよ。

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Comments

 
深キョン、慌てすぎ・・・♪

あっ!違った!
カメラさん、慌てすぎ・・・♪

って、感じですかね♪
ヾ(≧▽≦*)ヽブワハハ

書かれている内容は、よくわかります。
オイラも意外と人見知りなので♪
そんな性格なのに、寂しがり屋だったりするのでタチが悪い(笑)

けど男は・・・
いつまでも女性の掌から出ることは、ないのでしょうね。
男を育ててくれる、身の回りの全ての女性に感謝です♪

誕生日には花束を忘れないオリビア昆布でした~♪


あっ!
白いシーツは、巨大なレフになる・・・と
_φ(・_・ メモメモ
 
いつもROMらせてもらっている素人カメコですが、どうしてもお聞きしたくコメントしましたー。

モデルさんの視点方向メインと正面補助光なのかな?って程度には推測出来る(違ってたらすみません)んですが、水着撮影とかしてて、このように柔らかく光を回す事がどーにも出来ません。(GN55のクリップオン2つとルーセントアンブレラでやりくりしています)

直前のクリップオン1灯記事にも同様の疑問を持ったんですが、クリップオンの方に、ディフューザー噛ませるかバウンスなどされているんでしょうかー?
差し支えなければお聞きしたいです!
出会い 
どうも、久しぶりのコメントです!!

そんなに出会いのある生活が羨ましくなってしまったともきでした(笑)

外に出でも話しかけられも、アクシデントもなくただボッチです・・・

コミュ症に人見知りこれは常に人と接していないとどうしようもないかと・・・私もプライベートはまず人とお話しする機会がありませんから・・・残念!!(笑)

フォトショの件ありがとうございました。無事購入です!
難しいよねぇ~~~ 
人が人を選択・・・・・。
それが仕事での事だとしても、躊躇したりストレスになります。
でも、その女性がおっしゃるように「感謝の気持ち」を忘れなければ大丈夫!
と言うか、僕の場合は「感謝の気持ちでモミ消す」かな(笑)

先日、ラブホに行ったので、前回の写真のマネゴトしてみました。
結果は・・・・・・・・・。
カメラさん~~~ 難しいよ~~~~
40Dから6Dに換え、レンズも17-35f2.8(中古)、ストロボも550EX(中古)になって、
「暗い・・・」と嘆く事は少なくなりましたが、「綺麗」には程遠いです。

勉強しま~~す!(^_-)-☆
素晴らしい・・・ 
ここ最近の写真、カメラさんのブログを開く度におおおぉぉ、、、って惹きつけられて
しまってます。
さすがですねぇ~。写真にもこんなに訴える力があったのか~(池上さん風)って
際認識と同時に修行しなければと思う次第。
それにしても何度も言いますが、カメラさん羨ましい。こんなに美人(?)な女の子
、、と言っても手出しできないジレンマがありそうですが、でも羨ましい。
自分にもこんな才能があれば、、、神様不公平です。
それはさて置き、実はそのおじさん私です。って事ありそうですよね。
ドキッとしました?してないか。まあそんなと気が合ったらちょっと頭の隅にでも
思い出して見てください。
でも本当に綺麗だなあ、、女性の体って芸術ですね。
Re: タイトルなし 
昆布ちゃん さん

アドリブがきかないというか、予想外の事に遭遇すると頭の回転が停止しちゃうんですよね。
その対象が「人」だった場合、「上手く話さなくては!」という焦りが生じて尚更おかしなことに・・・
人見知りな人ほど寂しがり屋というのも解る気がします! あ、誕生日に花束ってイイですね~、私は・・・ちょっと恥ずかしいかな(笑
Re: タイトルなし 
池田さん

初書き込みありがとうございます!!

この写真の場合、主光はモデルさん視点方向よりちょい後(撮影者側)からのBOXです。で、補助はクリップオンを反対方向の壁に。距離は1m~1.5mほどだったでしょうか。

ルーセントアンブレラはディフューズとしての使用でしょうか?
光の硬さを和らげはしますがBOXのように閉じ込めて拡散・収束するのではなくあくまでディフューズでしかありませんから、柔らかく光を回すには不向きかもですね。
(クリップオンは光源面積が小さいので出来るだけ放して設置するのが良いですが、それでも通常は強いハイライトを後ろから当てる場合などに使う手法です)

前回の写真はクリップオン1灯。今写真もそうですが、私は基本的にクリップオンをモデルさんに直接向ける事はありません。ほとんどが壁か天井、任意の場所に置いたレフに向けてのバウンス光です。


質問の答えに事足りましたでしょうか?
Re: 出会い 
ともき さん

PhotoShop。CCが発表になった時にどこも「CS6在庫わずか!!」「当店売り切れ」ってなっていたのでもう無いのかと思っていました・・・先日ヨドバシ行ったら普通にあって驚きました(笑

出会い、といっても…結局出会えていないワケですから。私も基本ボッチです。私がボッチなのはどう考えても私が悪い。
Re: 難しいよねぇ~~~ 
Aさん

さすがAさん「感謝の気持ちでモミモミすればいい」んですね、わかります!(わかってない)
自分が断られるのには慣れているのですが、断る側というのは・・・何ともやるせないです。


前回の写真、うまくいきませんでしたか・・・
バウンスさせる壁との距離や光量でしょうか…ちゃんとカメラ、ストロボともマニュアルで撮りましたか?
『困った時の壁バン一灯』です。コツさえつかめばとりあえずどんな環境でもこれで(そこそこ)撮れるようになりますよー
Re: 素晴らしい・・・ 
らんふぇち さん

このモデルさんは、美人というより・・・めちゃくちゃ可愛いかったっス! 私がもう10歳若かったらプロポーズしていたっス(で、断られてたっス!)
女性の体はホントに芸術ですよね・・・

タブレットの女性はもう1年以上前の事ですが、新幹線のお姉さんと寿司屋のおじさんはつい先日の事ですので
このBLOG見て連絡くれないかなぁ~、と期待しています。まぁ、無理でしょうね・・・


もっとBLOGの認知度を広めないと!!(そっち?
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Re: (;一_一) 
ヽ| ゝ∀・*|ノ

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Author:カメラさん

大阪生まれ。
2000年より写真活動を開始する。撮影対象は主に人物。
IT広告代理店にて撮影部門代表、デジタルフォトスタジオにてチーフ所属。以降は広告、記念写真、美容系、アーティスト、ファッションをはじめ、様々な撮影を担当。
2010年に上京。自身の寫眞事務所を設立。
現在は一般撮影業務に加え、オリジナルのグラビア/AV制作にも力を注いでいる。
(カメラさん=現場で呼ばれ続けているうちに定着した愛称)

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