
「裸を見られた時、一ヶ所だけ隠すならどこ?」という質問でその女性の国籍や処女か否かが解る なんて話をよく聞きますが
「裸を撮られる時、一ヶ所だけ隠すならどこ?」という質問では 女性の90%以上は「お腹!」と即答するであろう事を知っているカメラさんですこんばんは。
どんなにスタイルの良い(と自負している)人でも、お腹は可能であれば隠したい場所No.1なようです。ひょっとしたらモデルとしての前に、人としての本能なのかもしれませんが。ほら、お腹を冷やすと後が色々大変ですしね。
お腹、と言えば
前回の記事にも書きましたが、ここ最近私のお腹を満たしてくれているのはもっぱら近所のスーパーで売られる半額弁当やお惣菜です。あの記事を書いてから1週間はたつのに
「カメラさんに栄養のある物食べてほしいからっ!」
と食事に誘ったり手料理を作りに来てくれたりするお嬢さんが1人もいないのは何故ですか?(あ、GWだからかな。きっとそうだよね、うん)
スーパーは半年ほど前にオープンしたばかりの綺麗なお店で、品ぞろえもビックリするほど豊富です。賞味期限が明日の昼まで無い なま物 は遅くになると総じて半額~割引になりますが、その数も毎日相当数あって つい
「安く買えたラッキー!」ではなく「売れ残って廃棄処分になる物も多いはず。これで採算取れているのだろうか・・・人件費は?費用対効果は??」と心配になってしまうのは、かつて飲食業で働いていた頃のクセでしょうか。
もはや私の食生活に無くてはならない存在となっている店だけに、潰れるような事のありませんように。
シンプルなライティングの写真が続いていたので、ここいらで凝りに凝った写真を一枚・・・と思いましたが、チョイスしたのはまたもやシンプルな物でした。そもそも私はライティングに凝るタイプでは無かったです(汗。
髪、肌の色、シーツ、バスタオルが全て同色系と、ちょっと面白い感じに仕上がっています。これは全くの偶然で、この時はシーツが白で無い事がプラスとなってくれました。
また、良く見るとバスタオルにホテルのマークが。通常であれば隠すか画像処理で消すトコロですが、幸いホテル名が入っていなかったのでそれもアクセントとしてあえてそのままにしています。
モデルさんを撮影する際。多くの人が最初は立ちポーズで撮り始めると思うのですが、撮影慣れしていないモデルさんにとって『何も無い空間で一人立たされる』というのは どうしていいか解らない とても不安な状況でもあります。素立ちで綺麗に見えるポージングはなかなか難しいですし、緊張も相まって表情も曇りがちでしょう。
そういう時、私の場合はまずどこかに座ってもらいます。もしクッション等があれば抱いてもらってとりあえず一息・・・。これだけで不安や緊張がほぐれ、その後の撮影も大きく変わって来ますよ。
もし屋外であれば壁にもたれる。その場にしゃがむ。小道具(なるべく大きな物や存在感のある物)を手に持ってもらう。等でも同じような効果が期待できます。最初に記載した「お腹を隠す」と意味合いは似ているのかも。
リラックス効果が一番高いのは写真のようにベッドに寝転がってもらう事ですが 髪が乱れやすいためその時の髪型や衣装によってはNGな場合も。
ばっちりヘアセットしてきたモデルさんに、いきなり「じゃあそこで寝てみて」なんて言わないよう、注意しましょう。
モデルさんの機嫌を損ねてしまうと、後が色々大変ですしね。(いやホントにね)



私の住むマンションのゴミ置き場はアルミ製のダストボックスで、蓋を閉じる事が出来るタイプなので住人は曜日に関係なくゴミ出しをする。おかげで実際の収集日前日には既に満タンになってしまっている有様だ。前々からマンションの部屋数とダストボックスのサイズがあっていないのではないか?と思っているのだが、それでも大きなトラブルがおきていない所を見ると 皆、何とか帳尻を合わせているのだろう。
(管理会社の人が清掃に来る前日は誰もゴミを出していないあたりも、上手いなぁ、と感心させられる)
長く実家に暮らしていた私にとって都会のマンションは未知の空間で それが東京ともなると騒音や振動で住人同士のいざこざが絶えず、時には殺人事件にまで発展する無法地帯なイメージだった。けれど実際は平和そのもので。
住人同士の慣れ合いや干渉こそ無いが 会えば笑顔で挨拶もするし大雪の日に立ち往生する車があれば総出で助ける、実におだやかな環境で拍子抜けするほど。そう言えばここ半月程マンション入口のドアが故障してオートロックの体をなしていないが、いつまでたっても修理されないのは住人が誰一人として苦情を申し出ていないせいだろう。ここは本当に東京だろうか?
いざこざ という程では無いが、唯一不満があるとすれば隣の住人。30代くらいの女性が独りで暮らしているが彼女だけは絶対に挨拶を返さない。越してきた時に伺った際もインターフォンごしだったし、たまたま同じタイミングで家を出た時などは逃げるように部屋に戻ってしまった事も。今度会ったら昭和のカミナリオヤジよろしく
「挨拶ぐらいせんか、バカモーーン!」と怒鳴ってやろうかと思うが、そんな事をしたら良くて警察からお叱り。最悪マンションを追い出される事になるので想像するに留めておこう。
挨拶、といえば。
撮影ではずいぶん長い事 AVや風俗 の現場に足を運んでいるが、一昔前は(語弊を承知で言うと)いわゆる “普通では無い娘”と接する機会が多かったように思う。挨拶どころか会話すらマトモに出来ているか怪しいくらいの・・・そんなワケあり感の強い女性たちが、数多くいたのだ。
それがここ最近は普通の・・・いや、それどころか“礼儀正しい”と言って差し支えない“良い娘”たちばかりになっている。現場では皆 丁寧かつ素直で、我儘や難癖を付けてくるような人もほとんどいなくなった。業界に入って来る娘達の意識が違ってきているのだろうか。
一方、彼女らと接する男性陣はというとこちらは相変わらずで どんなにビシッとスーツを着こなしていても明らか“堅気では無い”感がにじみ出ている。カジュアルな服装の人だと尚更だ。この辺の意識交代にはまだあと数年はかかりそうである。
もちろん、私もその “堅気では無い感垂れ流し世代” の内の一人なのは言うまでもないが-。。。
・・・・・・・あ、隣人が私に挨拶しないのって ひょっとしたらそれが原因なのかも・・・・・・・是非も無し。
今回の写真は『胎児』ではなく『卵』そのものをイメージしています。
私の撮るヌード撮影ではよく採用するポーズの一つで、そういえばずーーーーっと前にこのBLOGでも『卵』である事の意味と合わせて紹介した気が。
ライティングは特に組まず、その時の室内光だけで撮影。明るい昼光色蛍光灯だったので適正色温度は5000KB~6000KBになる所を、あえて2500KB~2800KBにして青っぽく。
そこから現像時に明るさを-2程落とし、「フィルターをかけたモノクロ」を上から重ね、肌を中心とした白位部分はより白く・明るく、濃色部分は黒く締めて独特の雰囲気と立体感を出しています。
ポートレート写真では「髪」の細部にばかり注目してシャープネスを強くかけ過ぎ、画がジャギーになってしまっている例を多く見かけますね。気持ちはわかるのですが、実際はピントが合っていないのではなく髪1本1本の境が見えていないだけなので、そこの明暗を出す事で画像の荒れるシャープネスをかけなくとも十分にクッキリした写真に仕上げることが出来ます。私の最近のお気に入りの処理方法です。
撮影時のコツとしてもう1つ。
この構図を歪みのない標準レンズで抑えようと思ったら、私は3m~5mくらいの高さまで登るか宙づりになって撮影しなくてはいけません。かといって広角レンズで目いっぱい撮っては体が歪んで映ってしまいます。
こういう場合は、20~30mmあたりの広角域で出来るだけ遠く(上)から、被写体を歪みの少ないレンズ中央部分に置いて撮影。その後、歪み補正とトリミングで調整します。撮影もノーファインダー。AFは全域オートでOK。ちょっとずつ角度をずらしながら10枚程撮影し、最適な1枚を選びましょう。(フリーバリアングルモニターや液晶をスマホに飛ばせるカメラであればなお楽ですね)
実を言うと、この写真も2周り程外周をカットしていて、その部分には私の足がばっちり映り込んでいました(笑
デジタルだからこそできるテクニック。そして「悪い例」の代表である日の丸構図からの調整。こんな撮影の方法も私はアリだと思います!



先日、クライアントさんと食事をしている際に
「最近あった面白い撮影エピソードとか話してくださいよ!」とフられるも 何一つ面白い話が出てこず
「いえ・・・その・・・特にこれといった物は、何も・・・」と俯く事しかできなかったカメラさんですこんばんは。
アドリブ効かなくってすみません。ネタをご希望の際は考えておきますので1ヶ月くらい事前に言って頂けると・・・たぶん・・・どうかな。
最近あった事と言えば・・・。
昨年の秋頃より、カメラのレビュー記事を書くお仕事を頂いておりまして。
専門知識などほぼ皆無な私には到底勤まるとは思えない内容でしたが、
「ウチの記事は小難しい事いらないから。素直に思ったまま好きとか嫌いで書いちゃってください」
という有り難いお言葉を頂き・・・すっかりそれに甘えて好き勝手書いたり撮ったりしてしまいました(きっと今頃後悔されている事と思いますがもう今回の企画分は稿了したので逃げ切ったと信じている!)
とは言え。個人的主観で書くことは許されても操作方法や、出来る事出来ない事を間違って書くことは許されません。
最近のデジカメは本当に機能豊富で、ちょっとやそっとじゃメニュー内の設定を把握すること出来す・・・。そのくせ(?)取扱説明書には最小限の事しか(場合によってはそれすら)書かれていないので大変です。
大手情報サイトさんや雑誌社さんでレビューを担当される方なら1~3日。長くても1週間あれば隅々まで理解した上で美麗な作例と共に記事とする事が出来るのだと思いますが、私は当然そうはいかず。結局、通常より長く機材をお借りしたり、予定に無かった物は自分で購入したりしてなんとか内容をお伝えしていたのですが・・・気が付くと実費で購入した物の数が大変な事になっていて。毎月クレジット引き落とし明細書を見る度に
「私は一体何をやっているんだろう・・・」と落ち込んだりもしました。
(不用になった物はオークションで売却していますが、それでも購入額>売却額 なので気が付くと結構な出費が。まぁ、自分が好きでやった事なのですケド)
来月からはまた別の、さらに趣味に走ったお仕事が始まります。こちらはこれまで以上に出費分が増えそうですが提案したのは私なので文句なんてコレっぽっちもございません。さすがは広告代理店勤務時代から
「お前の出す企画はお前が楽しいだけで会社は全然儲からないな」と言われ続けてきた私だけの事はあります。
「そんな調子で大丈夫か?」「大丈夫じゃない、問題だらけだ」
企画と言えば。ずーーーーーーーっと前からゆっくりのんびり参加・協力させていただいていた企画が今年になってようやく始動し始めまして。まだテスト/試運転段階という事で私自身はそこまで忙しくは無いものの、コンセプト立ち上げ時点から積極的に参加していた企画なので本格始動が待ち遠しくもあります。(忙しく・・・なるといいなぁ)
また これまで経験していなかった裏側の段取り等も体験させてもらえているので、いづれ自身で何かする時の参考になれれば なんて下心も見え隠れ。
以前、企画会議にも参加し撮影をメインで担当させて頂いていた雑誌が創刊するも3号で早々廃刊になった時は凹みましたが・・・あの時の失態を繰り返さないように頑張らないと。
こんな調子で何やらバタバタと動いておりますが、上記したようにお財布具合は全く潤っておりません。夕食は近所のスーパーで半額弁当狙いな日々を送っております。(そろそろ二つ名で呼ばれそうな勢いです)なのでみんなもっとカメラさんを食事に誘ってあげればいいと思うよ。面白い話は期待出来ないけどね。
最近、掲載写真がヌードばかりだったの久々に真正面からの下着写真です。
よく、「水着も下着も隠している所は同じでしょ」なんて事言ってる人がいますが、違いますね。生地やデザインの違いはもちろんですが、それ以上に「女性が下着姿を見せている事の意味」というか、「気持ち」、みたいなものが全く違います。
公共の場で不特定多数に見られる事が前提の「水着」と、限られた場で特定少数にしか見せない「下着」とでは 例え隠している面積が同じでも見せている部分は全く違っているような気がします。
ライティングは・・・少し離れた位置からモノブロックストロボにディフューザーを付けた傘(アンブレラ)を使い、モデルさんにストレートに当てています。アンブレラはストロボの光を反射・緩和させる最もメジャーなアクセサリの一つです。が、実際の光は傘の中で乱反射しているので光が固く、無機質なものになりがち。その分クッキリとして色鮮やかな写真にもなりますね。最近はほとんど使用していない機材なため今見ると自分で撮影していながら何だか新鮮に感じます。

